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【連載】3年先に生きのびるために

2011年11月08日
3年先に生き残るために今何をすべきか、今、問われています。

しかし、日々の業務や、今月今年の業績目標の達成、厳しい経済環境への対応などのため、せっかく作成した経営計画が、予実管理も見直しもされないままの企業も多々見受けられます。

これには、経営計画や戦略に対するいくつかの誤解があるかと思われます。この誤解を整理し、全社員の意思統一、意識改革を図ることが実行力があり成果のあがる経営計画につながります。

1)目先の対応に追われて、3年先を考える余裕がない
まず、現状分析をする必要があります。経験と勘に頼るのではなく、客観的に外部環境、内部環境を分析し、現在自社が置かれている状況を整理し把握するのです。3年先に生きのびるために、今何をすべきか。今持っているコアコンピタンスの理解と問題点を抽出しなければいけません。

2)経営計画は社長が作るもので、自分たちには関係がない
この言葉は、私の短い経営計画策定支援業務の経験でも何度も現場からお聞きしました。確かに、「3年後の姿」を描くのは経営者の役割ですが、実行するのは社員、従業員なのです。
逆に、経営計画を作成していく過程において、全社員を巻きこみ各部署との意見交換の中から練り上げられた経営計画は、実行段階においてスムーズに移行されています。「全社的連携と問題意識の共有化」が成功へのポイントです。

3)変化の激しい時代に経営計画をつくっても、すぐに時代遅れになる
「3年後を踏まえて初めの1年何をするか」または「とりあえずの1年間何をするか」、経営計画を作成する場合、どちらにポイントを置くかで、その成果は全く異なってきます。
経営計画は1回作成したら変更不可なものと思われている方が多いですが、そうではありません。四半期、半期、1年と要所要所でチェックし、必要であれば計画の変更・見直しをするものなのです。作りっぱなしではありません。経済や社会の構造変化は1年では対処できません。後継者育成、人材育成も資金計画もまたしかり。長期的な視点で計画を練っていきましょう

[参考文献]アクト経営問題研究グループ『必ず勝ち残る!経営計画マニュアル』祥伝社,2002年。

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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 10:00 │ コメント(0) │ 【連載】経営計画の作り方

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