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【連載】事業ドメイン、どこで戦うのか?
2011年12月20日
企業がどんな事業を行っているか、これを定義するのが事業コンセプト、いわゆる事業ドメイン(事業領域)です。
事業ドメインが重視されるようになった背景としては、事業の拡大や顧客ニーズの多様化とともに、顧客が誰なのか、またその顧客が何を求めているのかという点がわかりにくくなったということがあります。
事業ドメインには、3つの要素があります。
(1)「顧客(誰に)」…顧客は誰なのか、対象顧客
(2)「機能(何を)」…何を提供するのか、自社が提供できる価値
(3)「技術(どうやって)」…どのような技術を使うのか、技術、マーケティング力
既存事業分野に専念するのか、コア事業に経営資源を集中するのか、関連事業分野あるいは新規事業分野に進出するのか、などを上記3つの要素を踏まえて決定します。
先日、TVで取り上げられていたある繊維産業の中小企業は、OEM(相手先ブランドによる製造)で売上高の90%以上を占めていました。しかし、OEM提携先が倒産し、自社も倒産の危機に瀕しました。その際、銀行をはじめとする支援者たちは、再びOEM提携先を探し企業再建を提言しましたが、その経営者は当時1%程度の売上だった自社ブランドを事業ドメインに設定し企業再建のための経営計画を策定しました。
現在では見事倒産の危機を乗り越え、斜陽産業と言われて久しい繊維業界の中、独自のブランディングにて、世界が認める製品を作り続けています。
事業ドメインの「ドメイン」とは、「領域」という意味です。
つまり、事業ドメインを設定することは、「どこで戦うのか?」「どこで競争していくのか?」または「競争しなくていい場所はどこか?」を明確にしていくプロセスなのです。
事業ドメインが重視されるようになった背景としては、事業の拡大や顧客ニーズの多様化とともに、顧客が誰なのか、またその顧客が何を求めているのかという点がわかりにくくなったということがあります。
事業ドメインには、3つの要素があります。
(1)「顧客(誰に)」…顧客は誰なのか、対象顧客
(2)「機能(何を)」…何を提供するのか、自社が提供できる価値
(3)「技術(どうやって)」…どのような技術を使うのか、技術、マーケティング力
既存事業分野に専念するのか、コア事業に経営資源を集中するのか、関連事業分野あるいは新規事業分野に進出するのか、などを上記3つの要素を踏まえて決定します。
先日、TVで取り上げられていたある繊維産業の中小企業は、OEM(相手先ブランドによる製造)で売上高の90%以上を占めていました。しかし、OEM提携先が倒産し、自社も倒産の危機に瀕しました。その際、銀行をはじめとする支援者たちは、再びOEM提携先を探し企業再建を提言しましたが、その経営者は当時1%程度の売上だった自社ブランドを事業ドメインに設定し企業再建のための経営計画を策定しました。
現在では見事倒産の危機を乗り越え、斜陽産業と言われて久しい繊維業界の中、独自のブランディングにて、世界が認める製品を作り続けています。
事業ドメインの「ドメイン」とは、「領域」という意味です。
つまり、事業ドメインを設定することは、「どこで戦うのか?」「どこで競争していくのか?」または「競争しなくていい場所はどこか?」を明確にしていくプロセスなのです。
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