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創業のために必要なこと 第3回
2012年10月16日
いくらお金が必要なのか? ~資金計画を立てよう~
さて今回はお金の話です。
お金のことは苦手だなと思うかもしれませんが、創業したけれどもお金が続かなくて、会社や店をたたむことになった・・・では意味がありません。順番に考えてみましょう。
創業し、事業を維持・継続し続けるために必要な資金は大きく分けて3つあります。
(1)創業資金 ― 創業・起業し、事業を始めるまでに必要なお金
・賃借物件の権利金、機械購入費用、法人設立費用など
(2)運用資金 ― 事業を維持・継続していくために必要なお金
・人件費、水道光熱費、通信費など
(3)納税資金 ― 税金を納めるために必要なお金
・所得税、法人税、消費税など
(1)創業資金は、事業の内容や規模、設備投資の有無などによって大きく金額が変わってきます。
また、(2)運用資金では、1か月に必要な金額を計算し、事業が軌道に乗るまでの数か月を考慮します。開業前の準備期間であっても、家賃や水道光熱費、人件費などがかかることを見落としがちになります。気を付けましょう。
この2つの資金計算をあいまいにしてしまうと、想定外の出費が発生したり、計画が崩れてしまう可能性があるのでとても重要です。
(3)納税資金は、(1) (2)に比べるとすぐに払わなければいけないという緊急性はあまりありません。しかし、決算の内容によって税金が発生する可能性がありますし、消費税を払う事業者であれば、消費税も考慮しなければいけません。
さて、それら必要な資金の合計と、あなたが創業のために用意できる資金(自己資本)を比べてみてください。どちらが大きいですか?
もし必要な資金のほうが、用意できる金額より多い場合は「費用を削減」するか、融資などを利用して「資金を調達」するしかありません。
節約できるところはあるのか? 融資を受ける場合は、誰からいくら融資してもらえるかなども考える必要がありますね。
創業した後で「お金がたりない!」ということが起きないように、お金の計画もたてていきましょう。
次回のテーマは「熱い思いを形に! ~事業計画書を作ってみよう~」です。
なぜ「事業計画書」を作る必要があるのでしょうか? 次回はそのメリットについて考えてみましょう。
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