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【連載】マクロ環境を分析する~その2

2011年12月01日
<前記事の続き>「マクロ環境を分析する~その1」

企業を取り巻く環境には、大きく「マクロ環境」と「ミクロ環境」があり、「マクロ環境」はさらに(1)「間接的環境」と(2)「直接的環境」、があることをお話ししました。今回は、それぞれの項目についてお話していきます。

(1)「間接的な環境」の中で代表的な要因は、「政治(Politics)」「経済(Economics)」「社会(Society)」「技術(Technology)」です。これら4つの頭文字をとって「PEST分析」を呼ばれているそうです。
企業はPEST分析を通して、自社との関連を精査していく必要があります。

「政治」…政権交代による基本政策や外交政策の変化による影響を見る
「経済」…経済成長率、失業率、消費者物価指数などの各種経済指標を見る
「社会」…総人口や地域別の人口分布、年代別人口構成比、人口動態、教育制度、文化の変遷などを見る
「技術」…新しい技術の動向や規格標準化の流れ、業界動向などを見る

「そんなこと、やったことない」「どうやって調べるのか、わからない」「知識がないから見方がわからない」といった声が聞こえてきそうですが、こういったマクロ的な統計数値は公的機関や業界団体等の報告書やホームページなどに常に記載されています。例えば、浜松市役所のホームページには、「統計情報」というコンテンツがあり、マクロ環境を理解する上で必要な情報が掲載されています。

中小企業の方に特に注目していただきたい数値は「人口動態」です。商品・サービスを売りたいエリアの人口、年代別や昼夜での人口構成比など重要なデータはぜひチェックしておきましょう。
それと、「業界動向」についてもぜひチェックしておいてください。自社が置かれている業界は、5~10年後にはどちらの方向に進もうとしているのか、それが自社と同じなのか違うものなのか、検討するべき事柄です。

そして、全部を完璧に理解する必要はありません。自社に関係あるなぁ、と思うところだけ注目したらよいのです。詳細まで理解したい方は、ぜひ私どもをはじめとする専門家にお任せしてください。

[参考文献]小川孔輔『マーケティング入門』日本経済新聞社社,2009年。

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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 10:00 │ コメント(0) │ 【連載】経営計画の作り方

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