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【連載】マクロ環境を分析する~その1

2011年11月29日
中小企業が経営戦略を策定していくプロセスで、まずしなければいけないことは「環境分析」です。
企業は環境適応業ともいわれ、環境変化に適応しなければ生き残ることができません。したがって、自社が置かれている環境を常日頃チェックするのは、当たり前…のような気がするのですが、案外欠けていらっしゃる経営者が多いのが現状です。

ひと口に「環境」と言っても色々とありますので、企業を取り巻く環境を「マクロ(外部)環境」「ミクロ(内部)環境」と分けてお話していきましょう。

【連載】マクロ環境を分析する~その1



「マクロ環境」とは、企業が意思決定をする上での外的な条件のことです。これらは、企業単独の力では直接的にコントロールできない環境要因です。直接的にはコントロールできない要因ですが、長期的には変化していくものなので、その趨勢や動向をつかんでおく必要があります。

マクロ環境の変化をどのように予測し新しいビジネスチャンスとして取り組んでいくか、また既存事業の成長を阻害する変化にどう対応するかは、経営戦略のカギとなるのです。

マクロ環境は大きく2つにわけることができます。(1)「間接的な環境」か(2)「直接的な環境」です。
まず、(1)「間接的な環境」ですが、図にあるように、その国の政治、経済、社会、文化、技術、自然環境など、企業にとっては短期的にも長期的にも、それらの環境を直接的にコントロールできない要因です。

「間接的な環境」は、社会的な習慣や文化的な規範に大きく影響されています。したがって、海外進出を考える企業は、その国の政治や経済、文化、技術などを把握し、それぞれの環境に応じた戦略が必要となってきます。また、国内を中心に活動を考える企業であっても、地域ごとに自然環境や文化などは大きく異なっています。

そして、地元を中心に企業活動を考えている方

実は地元であるほど、客観的にその地域性、独自性、特徴などを把握している方は多くありません。
それは、経験や勘、つまり「なんとなく知っている」ですませてきているからです。

では、それぞれの項目をどう捉えていけばいいのか…字数が残り少なくなってきましたので次回に続きます。

[参考文献]小川孔輔『マーケティング入門』日本経済新聞社社,2009年。

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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 11:42 │ コメント(0) │ 【連載】経営計画の作り方

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