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社長にしかできないこと
2011年09月27日
「社長にしかできないこと」を意識されていますか?
中小企業になると、社長も社員も同じように机を並べて同じように仕事をされている姿が目につきます。
机の並びは、まぁ、大した問題ではないかもしれませんが、社長にしかできないこと、については明確な区別が必要になります。
1.すべての仕事は社長1人の仕事からスタートしている
創業時は、すべての仕事は社長1人の仕事であり、何から何まで社長がやるのが当たり前です。
しかし、規模が拡大していくと、社長自身が1人で2役も3役もこなしていたところを、人を採用して自分に代わって消化作業をやってもらい、営業活動を毎日継続してできるように平準化し、安定させる必要がでてきます。業績を安定させるためにも、営業が必要になってきます。営業なくして経営なし。
2.真の社長の仕事は「意思決定」
経営とは「トップの思いを、働く社員の協力を通じて実現するもの」。社長は直接自分で仕事をするのではなく、社員に仕事をしてもらって自分の思いを実現させることが職務となります。
しかし、中小企業はトップが率先して営業に出たり、生産現場に立ってにらみをきかせているのが実態です。
しかし、これでは本末転倒。社長にしかできないことは「意思決定」なのです。
自分に代わって社員が仕事をし、社員に代わって意思決定するのが社長なのです。
3.成長する企業は部下が上司の仕事を取る
社長が意思決定に集中できる環境をつくるには、部下が上司の仕事を積極的に「取っていく」社風を目指すこと。それが良い企業、伸びる企業の条件なのです。
企業規模は大きくなったのに、社長が創業時と変わらずに何から何まで口も手も出していると、社員が成長できる機会を摘むこととなり、企業の成長までも停滞してしまうでしょう。
4.的確な意思決定は、正しい現状認識と価値判断基準から
社長の意思決定は企業の盛衰を左右するため、大所高所からの判断と勇気が求められます。
安易な意思決定によるミスは、取り返しのつかない大きなリスクとなって企業を危機に陥れることとなりうる。
意思決定は「決断」であり、判断とは違う。判断は材料があって決めるものですが、決断は材料がない状況でも決めることを言います。しかし、その顧客ニーズを受けて商品を開発しても、実際に売れるかどうかは
発売してみなければ分からない。そんな状況下で決断が必要とされるのです。
5.正しい決断を導く三つの価値判断基準
的確な意思決定を行うには、その前提として、正しい現状認識のもとで「考え方・行動・数値」の基準に照らし、正しい決断を導かなければいけません。
三つの基準とは次のようなものです。
●考え方の基準=経営理念・経営哲学・企業使命感・仕事観・人生観・職業観
●行動の基準 =社員心得・職場規律・基本動作・作業標準マニュアル
●数値の基準 =中長期ビジョン・利益計画・販売計画・在庫基準
これらに基づく判断を徹底し、基準と実績を比べて差異に敏感に反応しさえすれば、組織は環境変化に適応して生きていけます。これを実践することが「管理」です。基準が明確に設定されており、実績に機敏に反応できる組織は管理状態にあると言えるのです。
6.正しい決断に基づく意思決定でも、成功率は高くない
社長が意思決定から逃げ、優柔不断な態度や言動を繰り返しているようなら、その企業の先行き
は期待できません。
とは言え、意思決定の成功率は高くなく、成功率は30%もあれば、良いほうではないでしょうか。
これは裏を返せば、失敗率が70%ということです。だからこそ、社長にはリスクを最小限に抑えるための卓越した行動力が求められるのです。
失敗のリスクを最小限にとどめられるか否かは、社長の行動力で決まります。
社長の真の仕事とは、「組織の意思決定」。「意思決定」をスムーズにできるような組織作り、仕事の整理からはじめてみてはいかがでしょうか。
(出所:ワイビーエム経営革新塾/タナベ経営「FAX REPORT」2011.9.25号より)
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