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【連載】行動計画をマーケティング・ミックスで

2012年01月31日
これまで進めてきた経営理念、経営ビジョン、経営戦略を踏まえて行動計画を策定するのは自然な流れです。それを整理してみると下記の図のようになります。

【連載】行動計画をマーケティング・ミックスで



(1)経営理念という目標の設定をし、それから情報収集・分析を踏まえて、(2)SWOT分析(3)事業ドメインの選定で市場の細分化(セグメント)をし、企業の(4)成長戦略を決定することで標的市場(ターゲット)を設定、そして、(5)競争戦略によって競合企業との差別化、ポジショニングを決定することになります。ここまでは中期経営計画策定の範囲です。

また、企業は、自由に操作できる統制可能なマーケティング手段を持っています。標的市場の状態にあわせてマーケティング手段を適宜選択するのです。標的市場のニーズを満たすために必要な、これら手段の最適な組み合わせのことを「マーケティング・ミックス」といいます。
企業は、最適なマーケティング・ミックスを行うことができれば、その結果として最小限のコストで、標的市場から良好な成果を得られます。マーケティング・ミックスは、行動計画策定のフレームワークとして活用することができます。
経営資源の最適な組み合わせであるマーケティング・ミックスを構成するマーケティング手段は、無数にありますが、これらは大きく4つにわけることができます。

(1)製品計画(Product)、(2)価格設定(Price)、(3)流通計画(Place)、(4)プロモーション(Promotion)、です。それぞれ頭文字にPがつくため「マーケティング4P」とも呼ばれています。

マーケティング・ミックスという理論は、1950年代後半にマーケティング論が確立されていく中で登場したもので、かなり古いフレームワークです。ただし、21世紀になったいまでも、マーケティングで成功した企業の基本は、このマーケティング・ミックスで分析することができます。
また、新規事業に取り組む方や起業・創業される方は、経営計画書や事業計画書を作成するかと思いますが、計画書のフォーマットを見てみると、マーケティング・ミックスの要素が、表現方法は異なっても、必ず問われています。つまり、マーケティング・ミックスが踏まえてなければビジネスモデルとして評価され難いといえるでしょう。

ということで、次回からは4つのマーケティング手段をそれぞれ見ていくことにします。

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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 10:00 │ コメント(0) │ 【連載】経営計画の作り方

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