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「恵方巻き」からお客が商品を買う理由を考える

2011年01月27日
今朝の番組で「恵方巻き」の話題を取り上げていました

「恵方巻き」は、「節分に食べると縁起が良いとされる太巻き、またはそれを食べる大阪を中心とした風習」ということですが、近年ではコンビニを中心に一気に全国区の行事にバレンタインデーやホワイトデーのように、日本独自のイベントになっていますね

なんでも今年は「え?これもありなの??」みたいな商品も出されています

*ロールケーキ → ローソン「節分ロール」
 http://www.lawson.co.jp/recommend/static/ehoumaki/?ca=rec_kou_001
*和菓子 → 宗家 源吉兆庵「吉方巻き」
「恵方巻き」からお客が商品を買う理由を考える


 http://www.tokyu-dept.co.jp/foodshow/special/index.html
*菓子パン → 木村屋總本店「太巻きぱん」
 http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/new/kim04103.htm

こんな感じ。他にもスナック類、ハムサンド系、オムライス系など
「巻いたらOK!」なのでしょうか?

では、なぜ、お客様はこれら商品を買っていくのでしょうか?

最近読んだ経営の本にこうありました

「買う理由を教えてあげれば、お客様はどんどん買ってくれる」

多くのマーケティング書籍には、「顧客ニーズを発見し、それに対して商品を提供する」と書いてあります
確かにこれも間違いではないですが、中小企業にとって顧客ニーズを発見し、それに対応した商品をつくるには無理があります
時間もコストもノウハウも大企業のように潤沢ではありません

だって、顧客ニーズがうんぬん言う前に、もうすでに商品がそこにあるのですから

ということは、「発想を転換」して、
お客様に「なぜこの商品を買うのかを教えてあげること」が必要なのではないでしょうか

「恵方巻き」についても、当初はオーソドックスな太巻きだけだったと思います
それが、イベントとして全国的に知れ渡るようになった今だからこそ
「いや、太巻き食べたら後、デザートほしいよね」とか
「和菓子で太巻きって、可愛い~~」とか
「海苔アレルギーで、イベントに参加できなかったけど、お菓子だったらOK!」(海苔アレルギーがあるかどうか不明ですが)とか
いろいろな理由が提案できるわけです

まさに創造力を働かせた「顧客視点」なのではないでしょうか

2011年の恵方は「南南東」ですって!

【ヤマダ会計グループ】
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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 16:05 │ コメント(0) │ マネジメントの話

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