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ドラッカーとサッカー(前半)

2011年02月01日
日本代表サッカーチームのアジア・カップ優勝ニュース
一気に日本全体が活気づく出来事でした

さて、ドラッカーも著書の中でサッカーについて述べてるってご存知ですか?

ドラッカーは1970年代初めごろから、「知識社会」の到来について言及し、組織と人間の構造的転換について述べています
そして、『ポスト資本主義社会』では、知識社会における主たる労働者-知識労働者やサービス労働者-の仕事の生産性をあげるためにはどうすればいいのか?どのような考え方、行動をすればいいのかが述べられています。

そもそも、「知識社会」とは何か?と

ドラッカーは『ポスト資本主義社会』にて、
「基本的な経済資源、すなわち経済用語でいうところの”生産手段”は、もはや、資本でも、天然資源(経済学の「土地」)でも、「労働」でもない。それは知識となる」
といい、

ダニエル・ベルは『知識社会の襲来』にて、
「...間もなく新しい世紀を迎えようとするこの20世紀の終わりに、そうした過程は、すでに目に見えている新しい特徴に道を譲ろうとしている。それが「知識社会」ーすなわち「知識」あるいはより具体的に言うなら、私がこれまで論じてきた「理論的知識の体系化」に基づく社会ーの創造である
といっています

知識社会では、最大の投資は機械や道具ではなく、知識労働者自身が所有する「知識」そのものになるのです

知識労働者の仕事は所与ではなく、自分で「この仕事から期待するものは何か」を考えながら、決めていかなければならない。
つまり、得るべき成果を明確に特定しない限り、生産性の向上は図れず、知識労働者の存在意義が問われかねないのである。

知識労働の生産性向上の条件について、ドラッカーは『明日を支配するもの』で6つ指摘している
 (1)仕事の目的を考える
 (2)働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする。自律性をもつ。
 (3)継続してイノベーションを行う
 (4)自ら継続して学び、ヒトに教える
 (5)知識労働の生産性は、量より質の問題であることを理解する
 (6)知識労働者は、組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働くことを欲する。


と(6)以外は、肉体労働者とは逆の条件を上げています

では、知識労働者が生産性を上げるための組織形態をはどのようなものでしょうか?
知識労働者は、一匹オオカミでは社会に存在し貢献する事ができません
組織の中でその能力を発揮するのです

そこで、ドラッカーとサッカーとの出てくるのです

続く。

「え~、これで終わり?」という声が聞こえてきそうですが、長くなりそうなので、続きはまた明日更新します

では、また明日


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投稿者:ワイビーエム経営研究所 │ 14:11 │ コメント(0) │ マネジメントの話

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